2010年7月30日
設立趣旨
閉塞感漂う日本には『創造』が必要です。
現代社会は物質的に満たされつつも、どこか不安感や欠落感が拭えない現状にあり、その原因は何かを考えると、『創造』が欠けているからではないかと、私たちは考えます。
『創造』とは、自らの持つ感性・発想を表現し新しい何かを生むことですが、その作業は多大な労力を要し、必ずしも金銭的成功に結びつくとは限りません。しかし、そこには自由と喜びに満ちた活気があります。この活気は社会にとって最も重要な要素です。そしてこの要素が欠けつつあるからこそ、現代社会に閉塞感が漂っていると言えます。
なぜ現代日本には『創造』が欠けつつあるのでしょうか。一つは、即物的な要因です。『創造』は新しいことである以上、えてして組織が未整備で個人活動的になります。すると活動に伴う事務・設備などを個々に負担する状況になります。組織化されていない活動にとっては全てにコストが高い状況なのです。
もう一つは、社会の成熟に伴う心理的な要因です。一定水準の生活を達成するがゆえに、新しいことへ挑むリストが大きいと感じさせることです。生活上の犠牲が相対的に多いこと、社会的評価が定まらないことなどは、『創造』にとっての壁となります。
こういった要因が直前に足をすくませる。また、仮に一歩前に出たとしても必ずしも集中できない状況に陥れています。
私たちは、『創造』にまつわる困難の解消をはかり、支援したいと考えました。大量消費社会に埋もれがちな『創造』行為を掘り返し、その活力を持って地域社会・日本社会の充実に貢献したいと考えます。
『創造』が自己表現であるならば、その芽は芸術・文化のみならず経済・教育などすべての地域活動・社会活動に幅広く存在するべきものです。私たちは分野という縦糸にはこだわらず、『創造』という横糸をキーワードに活動をしていきます。








